バックアップ

バックアップはいつでも重要ですが,すべてをテキストファイルに保存するフラットファイル CMS にあってはなおさら重要です。

ダッシュボードのトップにある「バックアップ」ボタンを押すと自動的にバックアップ用のアーカイブが作成され,ダウンロードすることができます。

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標準では 5 GB までのクオータが設定されており,それを超過する際に古い順にバックアップファイルが削除されます。

通常は,コンテンツの更新後など思いついたときにこれを押すだけの運用で構わないかと思いますが,サイドバーの "ツール" > "バックアップ" から,より詳細な設定をすることができます。

設定の必要がある可能性があるのは "バックアップの消去設定" でしょう。"Backup Storage Purge Trigger" が削除の基準の選択で,"Maximum Backup Space"(バックアップ容量の上限・標準),"Maximum Number of Backups"(バックアップ数の上限),"maximum Retention Time"(保持期間の上限)から選べます。

サーバスペースが小さい場合,容量の上限を引き下げることでバックアップでスペースがいっぱいになることを避けられます。もっとも,手動でのバックアップのみの場合,よほど大きな画像等が多いのでなければ,5 GB も溜まるのには何十年もかかるでしょう。

消費する容量を最小限にしたい場合はバックアップの最大数を1に,バックアップファイルをサーバ上で保持し続けたくない場合は保持期間を1日にするとよいでしょう。

なお,"スケジュール" タブから自動バックアップを構成することもできますが,システムの cron によるスケジュールにのみ対応しているようです。安いホスティングサービスでは,原則として利用できない,または制限があるかと思います。